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女の花盛りは短い
女は概して幼少期からそのことを何となく自覚して生きている

女が一,二歳の違いですら歳の差を強く感じるのは、この花盛りという、自身の女としての賞味期限と大きく関係している

この賞味期限は、出産の年齢的な限界という要素もあるが、そのことよりもむしろ、肌や髪の色艶や張りといった容姿の衰えや、歳を重ねることで自分に対する異性の感心が減る、といった自身の女としての価値が低下することへの恐怖心から成り立っている

女が自分より歳下の女に対して「若い〜」と言う時、そこには、ガキという相手への蔑みと、自分の方が女として円熟しているというマウントと、相手の若さに対する妬みが多分に含まれている

女にとって、若さこそが正義であり至上なのである

女の多くが歳上の男が好きな理由として、主に「包容力」と「経済力」が挙げられるが、実際はそのどちらも自分に対する「愛情の尺度」であり、自分を特別扱いしてくれる男、つまりそれが出来るだけの精神的・経済的余裕のある男が最良の男なのである

そして歳上の男は、例え需要が減ったとしても往々にして自分が幾つになっても自分のことを甘やかしてくれリードしてくれる存在だからである